2005年5月23日月曜日

短命!?スパイス・ソー・ナイス

元気一杯の「スパイス・ソー・ナイス」。アメリカの「Week Rose社」が開発したつる薔薇で、育ててみると「凄くアメリカっぽい」という印象を受ける。

元気、元気なのだが、花の命は非常に短い。朝「開いたなぁ」と思って帰って来ると、もうダラリと花が開ききってしまう。その代わり、次々と蕾をつけるから、寂しくなる事は無いのだが、同じつる薔薇の「サハラ」が、かなり花持ちがいいのに比べると、その花の短さに驚いてしまった。始終剪定していないと、みっともない姿になって可哀想なのだ。香りは本当に「超微香」で「見た目重視」。鮮やかな色で、乾燥させてもその色味は失われず、ポプリにすると非常に発色が良い。(香りが無いのでオイルで補わないと駄目なんだけど)

微妙な色のニュアンスや、深い香りで個性を発揮しているイングリッシュ・ローズとも非常に「違う」という感じで、ヨーロッパ原産の中に紛れ込んだ「陽気なアメリカ人」という感じで、庭の重要なムードメーカーと言ったところだろうか。愛すべき1本に変わりは無いのだけど。。


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