2004年12月27日月曜日

大人気チョコレートケーキ

昔からお菓子作りは得意だったが、最近はあまり色々なレシピに手を出さず、もっぱらシフォンケーキのバリエーション違いばかり作っている。チャレンジ精神がやや低下しているのと、トライ&エラーをしている時間があまり無い為、どうしても「成功しやすい」方にばかり傾いてしまう。

シフォンケーキはメレンゲさえ成功させれば、比較的失敗の少ない万人に好まれるケーキである。今でこそ、ほぼ百発百中の成功率になったが、これに落ち着くまでに何個か失敗作もあった、型に対する材料の微妙な分量や、手持ちのオーブンの癖によるところが大きくて、今でも、型の大きさが変わったり、オーブンが変わったらまた勝手が違うだろうと思う。一度、実家に帰省している時に焼いてみたら、それまでに無い程の失敗をしてしまい、以来「慣れた道具とオーブンで焼こう」と決めている。


材料は至ってシンプルであるが、今回は「クリスマスバージョン&夫の誕生日」という事で、娘のリクエストから「おいしいチョコ」を使ってみた。ベルギーは「カレボー社というところのチョコチップを使ったのだが、何とここはかの「ゴディバ」の原材料を生産しているそうで、非常に良質で大人の味のチョコレートである。これを食べると他が食べられなくなる程で、子ども達もこのチョコレートには目が無い。ケーキのスポンジ以上にこのクリームは大人気で、たっぷり2パック使って作ったが、きれいに無くなってしまった。

2004年12月25日土曜日

クリスマスイルミネーション

「イルミネーション」と言う程でも無いのだが、今年は家を建ててから初めてのクリスマスなので、若干イルミネーションを施してみた。、、と言って も、バルコニーにLEDの電飾と、もみの木の苗木にささやかな飾り程度で今年は終しまい。こおいうのは毎年徐々に増やして行くのが、きっと「通」なのだろ う。。

今月のスウェーデンハウスの通信誌には毎年恒例の「クリスマスお宅訪問」が掲載されていたが、非常に飾り付けがセンス良く、また歴史を感じさせる雰囲気で「こんな感じにしたいわぁ」と思うお宅だった。読めば、居住歴10年とか。。さすが!参りました。新米オーナ−には真似の出来ない「円熟の魅力」というものだろう。窓辺に飾るオーナメント一つ一つ気に入った物をコツコツと集めたそうだ。宅内の木部が本当にいい感じの「飴色」になっていて、我が家のパイン材もそんな表情を見せてくれるようになるんだろうと思うと、とても楽しみである。

今年のクリスマスは、この情報誌に載っていた「スウェーデンのクリスマス料理」を作ってみたのだが、、「スモーガズボード(ひき肉を使ったオーブン料理」はともかく、「ホット赤ワインのスパイス入り」というのは、分量通りに作ったら日本人の口にはキツ過ぎる印象。。「まるで、養命酒を飲んでるみたいだな」(夫談)という感じで、スパイスの分量も種類も半分で十分ではないかと思った。でも暖めたワインは本当に体が暖まるし、この中に入れるアーモンドが丁度良いおつまみとあいなりました。

2004年12月13日月曜日

液晶テレビ届く!

ずっと懸案だったテレビをとうとう買い替えてしまった!黒がべったり潰れてしまって、映画や海外ドラマを観ていると、時々画面が全く見えなくなったりする状態がここ数年続いていたのだ。

液 晶にするのかプラズマにするのか、気持ちは殆ど「液晶」だったのだが価格と画質から「液晶」に軍配が上がった。どこのメーカーにするのかもなかなか迷った が、店頭で画質を見比べて「階調表現が一番綺麗」と感じたビクター製にする。液晶は30インチ前後が一番の「競争価格帯」でそれ以上、それ以下の大きさで は、ぐっと選択範囲が狭くなってしまった。下手したら価格もあまり変わらないのである。


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Originally uploaded by renkon

本当は、テレビを新調するのに合わせて、TVボード家具も買いそろえたかったのだが、、来年年明け早々にローンの繰り上げ返済をするつもりだったり、上の娘の小学校入学に合わせて学習机を買わなければならない事を考えて、今年は家具を我慢して見送る事にした。

と いう訳で、新婚当初から使っているエレクターが殆ど有効利用されていない事に目を付け、有効利用しようとこんな格好になっている(笑)高さが細かく調節出 来るので、ここまで低くしたらサイズはぴったりだった。手前ににょきにょきと延びている支柱は、美観を損ねるのと視聴する時も邪魔になるので、短い物に交 換するつもりで夫が早々に発注をかけている。

季節外れの狂い咲き?

もう薔薇は終わりだろうと思ったらどうもそうでは無いらしい。一時休止していた、「クィーン・マジェンダ」がばばばば〜っと蕾を付けて、今13個もある。

もう葉は黄色く落ちてしまったのも多いのだが、よ〜く見ると、新芽の準備が着々と進んでいて、おかまい無しに花は次々咲いて行く。。初めての冬なので、こんな風に咲かせてはいけないのか、、でも、折角花開いてくれるのを摘み取る気にはなれない。。マメに切り戻してあげて、とにかく、咲いてくれるのは全て「Welcom!」と受け入れる事にした。

そう思って、よく庭の薔薇を観察してみたら、さらに2本が蕾を付けている!今年は暖冬傾向だから花の開花が永いのだろう。


2004年12月6日月曜日

季節外れの暴風雨

この週末は、こども達のクリスマスプレゼントを買いに言ったりしたので、あまり庭仕事が出来なかったが、夕べの暴風雨で庭木にもだいぶ被害が出た。

楽しんでいた「シュガー・メープル」は葉っぱが落ちて丸裸だし、薔薇の「ブルーバユー」も殆どの葉が落ちてしまった。蕾が沢山付いていた「クィーンマジェンダ」は、鉢ごと倒れていたのに、奇跡的に蕾が折れる事が無く難を免れた。

丹沢から吹き下ろす風がもの凄いので、枯れ葉集めはそこそこで断念し、嵐で痛んだ枝を剪定したり、揺すられて傷付いた根の為に、石灰水を与えてやるという事で終わってしまった。。。

2004年12月5日日曜日

ハーブ水と手作り化粧水

この怪しげな風体の物、、自家製の「蒸留装置」なのである!実は、娘のお肌カサカサに端を発して何とか少しでも改善するのに役立てばと思ってハーブの栽培にもっと力を入れつつある。(しかし、どうしてこう皮膚科というのは土曜診療してくれていないのだろう。。極端に皮膚科が少ない地域なので、選択の余地が無く実は困っている)

「お肌のトラブルにはカモミール(カミツレとかカモマイルとも言う)」というのが、ハーブの基本らしく、先日より、苗を買って来たり、種を大量に買って来て、ただいま育苗ザルで発芽中である。カモミールに関してはまた項を改めて書きたいが、これが無事に育った暁には、「ハーバル・バス」だけではつまらないので、何かを作りたいと思った。

ハーブと言えば「エッセンシャル・オイル」で最初、自分で作れたら素敵だろうなぁ。。と夢想したが、庭で採れた程度の量ではたかが知れている。いろいろ調べてみると、精油(エッセンシャル・オイル)は、ハーブを蒸留させてそこでとれた蒸留水の上澄みに浮かぶ僅かな油分の事を言うのだそうだ。これを作る過程で大量の「ハーブ水」が出来る。このハーブ水にも香りや薬効はかなり残っているそうなので、「ハーブ水なら作れそう!」と思ったのである。

思い立ったらどうしても試してみたくなる性分で、理系の夫が冷ややかに止めるのも聞かず、考え出したのが、上記の装置である。最初は、湯沸かしの口にキッチンペーパー(不燃紙タイプの丈夫な物)で春巻き状にハーブをぎゅっと包んだ物を詰め込み、お湯を湧かしてその蒸気がハーブを通過して立ち上る所を、大きな鍋ぶたで受け止めるという、何とも非効率的な装置だった。私があまりにしつこいので、見かねた夫がちょっと改良してくれたのが、写真のバージョンである。


最初は切っても切っても勝手にもさもさ生えてくる「ローズマリー」で試してみた。肉料理に良いとされているハーブだが、匂いが強いのであまり多用すると料理では主張し過ぎてしまうハーブで使い方が判らなかった。後から知ったのだが、ローズマリーは「若返りの木」とも言われているそうで、「ハンガリアン・ローション」なる有名なローションのレシピがあって、そこでローズマリーは重要な役割を果たしている。

素人考えの蒸留装置なのに、結果はなかなかで、100cc以上採れた。手作りコスメのサイトに注文して、容器やグリセリンを購入して、ブレンドしたら自家製の化粧水の出来上がりである。

使ってそろそろ4日になるが、肌の調子はすこぶる良い。これでカミツレが育ったら、娘にもローションを作ってやりたいと思っている。ここまで来ると、最初は冷ややかだった夫はとても協力的で、もっと効率良く蒸留出来る装置を自前で作ってみようか、、と話したりしている。問題は、原料のハーブがまだ育っていない事なのだが。。