2005年1月23日日曜日

5.1チャンネル現る!

液晶テレビが来てから、以前よりもテレビを観る回数が増えた。特にデジタルハイビジョン系の番組は前よりも観ている(以前は視聴不可能だったんだか ら当たり前か!?)毎週日曜の大河ドラマはもうハイビジョンでしか観る気がしない。同じコンテンツなら、圧倒的にハイビジョンの方が美しい!「義経」を体 現するに足りうる甘美な美貌の持ち主「滝沢」君を観るにはもうハイビジョンしか無いでしょう!

ところで、職業柄「画質(絵柄)」にはうるさ い私であるが、夫は「音質」にうるさい方で、以前から新居には「5.1チャンネルを!」と言って天井に配線出来るように配管してもらってある。私と言えば 「へぇ〜そんなもんかねぇ」とそんなにこだわりも無かったのだが、この週末に、夫が頑張って取り付けた「5.1システム」で「マトリックス・リローディッ ト」を視聴してみた。

現在、5.1チャンネルに対応した映像記録媒体は無いそうで、市販のDVDを購入するか、WOWOWやスターチャンネルの番組を「ライブ」で視聴しないと、5.1は体感出来ない。

実 際のコンテンツの内容は「前作のマトリックスの方が斬新な驚きがあったよねぇ」という感想でどうと言う事も無いのだが、やっぱり、テレビだけの音質よりは 遥かに臨場感があがって迫力が違う。次のプログラムだった「王の帰還」の方がこのサラウンド感はさらに増していて、サウロンの大軍がミナステリスへ向かっ て総攻撃を掛ける様なぞは、、、リアスピーカーから矢が飛んで来るかという迫力だった(横道に逸れるがDVDのエクスティッドエディションが届いたらさぞ や凄いだろう〜〜)

でも気付いた事がある。。。この5.1サラウンドの「ウーハー」と言われる低音の振動を担当するスピーカーが 「ゴォ〜〜」という地鳴りや地響きを良く表現しているのだが、、絶対に集合住宅でこれをやったら、近隣とトラブルを起こすだろう。ちょっと2階に物を取り に行った時に、「ず〜んず〜ん」と腹に響くような振動が、壁や天井を伝ってばっちり聞こえるのである。安普請の構造物だったら、間違いなく周辺の家に伝わ るだろう。完璧に防音内装を施した部屋で使用しなければ要注意だ。

あまり一戸建てのメリットなど考えた事が無かったが、こおいう時は、非常にいいなと思った。ただでさえ叱る事の多いやんちゃな下の息子に「走っちゃいけません!」と叱らなくていいのも一戸建てならではである。


2005年1月22日土曜日

コンポスト設置!

新年明けてから最初の、ポストである。。庭は今休眠状態で、特に記事になるようなネタが無いのもさる事ながら、年末年始は家の中の掃除やら、整理やらに明け暮れ、おまけに雪が降ったのをいい事に、しばらく庭仕事をお休みしていた。

でも、一見静かに見える庭も、来る春に向けて地下では動き始めている。秋に植えた球根類が早くも芽を出しているし、バラも、赤い芽が至る所に出て来て春が来たらきっと新芽を葺いてくれそうな気配である。

兼ねてから懸案になっていた、「コンポスト」がやっと設置出来た。今日はそれを夫に据えてもらいながら、私は、薔薇の強剪定をしたり、放ったらかしていた家庭菜園からブロッコリーと小松菜を収穫。今夜のおかずの1品になってしまう位採れたが、殆ど無農薬を唄っているだけあって時々「虫さん」が浮かんで来たりする。。。注意しないと食べてしまいそうだが農薬よりはマシか!!

生ゴミ処理もコツがある

この家に引っ越して来たのが、昨年の3月末。そろそろ1年になるが、この冬が初めて迎えた本格的な冬ある。やっぱり、新しい家に1年暮らしてみないと、判らない事があるが、その一つに「生ゴミ問題」が浮上した。

引っ越して、一戸建ての地面を持った嬉しさから、生ゴミはずっと庭に埋めていた。夫がいつも捨ててくれる役でそれまでのように、ゴミ収集の日まで悪臭に悩まされる事も無く、毎日の出た分を次々と埋けていたのだが、、気温が下がり始めた11月頃からゴミ穴を掘る場所が無くなってしまった。掘り返すと前に埋めたゴミが分解されずにまだ残って現れたりするからだ。

気温が高い頃は、それこそ数日で何処に埋めたのか判らなくなる位に分解処理のスピードが早かったのだが、氷点下になったりする真冬はカラカラに乾燥した果物の皮が土の表面からちょっとのぞいたりしていて、何ともみっともない風景になってしまったのだ。ゴミを埋められるエリアは限られているので、このままで行くと溢れてしまう。

「コンポストを使わないとダメよ。これがあれば土を掘り返す必要も無いのよ」とガーデニング歴25年の母に指導されて、市の清掃局宛に販売の希望申し込みをした。藤沢市は助成制度があって、コンポストが格安で買える上、葉書で申し込むと振り込み用紙と同時に現物を自宅まで直に届けてくれる。正月開けすぐに投函して、1週間ほどしたある日、仕事から帰ったら「でん!」と2機庭先に届いていた。

説明書によれば生ゴミは堆肥になっていいのだが、直接土に埋め続けると周囲の植物に悪影響を与える場合もあって、出来れば一カ所にまとめて分解/発酵を進めて完熟の「堆肥」にした方がいいらしい。生ゴミとそこら辺にある枯れ葉を交互に混ぜながら「悪臭防止剤」も入れつつとすれば、酷い臭いもしないとか。。これで生ゴミに悩まされずに済む。

ついでに言うと「卵の殻」はいつまでも腐らないから「堆肥に入れるとそのままの形で出て来てみっともない」とこれまた母が教えてくれた。「へぇ〜腐らないのかぁ」と私が言うのを夫が聞いて「そんなに簡単に腐ったら困るだろうが」と言われて「はっ、ごもっとも」と自分の間抜けさ加減に気が付いた。恐竜の卵が化石になって出て来るくらいである、、腐敗が最も活発に進む「ぬる〜い温度」は雛がふ化するには不可欠で、その条件下で殻が腐ってしまったら一大事である。自然界ではそうならないように「殻」を作っている訳だから、地面に埋めた所で腐りはしない。学校の理科で全て習って来たはずなのに、実体験としてそれが身に付いていないんだと苦笑してしまった。やはり、土に触れながら暮らすと、単に「知識」だったものが実際を伴って体に入って来る気がする。

こども達は庭で遊ぶのが大好きだ。土に触れたり、芽ぶく様子を見たり細かい蘊蓄を垂れなくても、自然に「自分達を取り巻いている環境」を直に感じながら育ってくれたらと思う。