2005年9月25日日曜日

夏でもよく咲いた薔薇御三家

夏の間は、とにかく雑草取りと水やりに追われて終わってしまった。やっと涼しくなって、薔薇の集中ケアを再開。これから真冬になるまでの間、害虫に悩まされる事無く、秋の薔薇が楽しめる。


しかし、イングリッシュ・ローズはなかなか丈夫で、ブッシュの様にこんもりと茂るもの、ビュンビュン天を目指してシュートを伸ばし、高く高く上へと伸びるもの、性質もまちまちで面白い。


来年は、支える支柱をどうしたものか検討しなければならない。フェンス仕立てにするなら、それなりの基礎を打って立てないとまずいだろうし。。薔薇の園までの道のりは遠い。


チューリップ植え付け完了

やっと、涼しくなったので生協で注文しておいたチューリップの球根を一騎に植えてしまった。

チューリップは地植えにしてしまうと連作被害が出るそうだし、前年の球根は翌年花を咲かせないらしく(開花まで2年かけて球根を太らせるとか)「毎年の消耗品」と割り切って今年も作付けする。今年は残暑が厳しくて、9月に入っても一向に涼しくならなかったが、先週あたりから、急に涼しくなって絶好の植え付け日和だった。

去年の反省から、今年はカラーリングに注意して、球根を密集させて植えた。チューリップは、球根の表と裏(膨らんでいる方と平らな方)を揃えてやると、葉が同じ方向に巻きながら芽を出して互いにぶつからないらしい。

上手に密集して植えられたチューリップは本当に見事なので、今回はどこまで出来るか挑戦である。春先のまだ何も咲いていない庭に一番先に彩りを与えてくれるチューリップはやっぱり大好きな花だ。


久しぶりにパウンドケーキを焼く

ふと、思い立ってパウンドケーキを焼いてみた。WOWOWで観たい映画が始まる1時間前に始めて、きっちり開始前にオーブンに突っ込めたから上出来。

ご近所に住む、実母の古くからの友人から「アメリカ土産です」と干したクランベリーを頂いたが、、「はて、どうやって食べたものか」と思案していたけど、ふと思いついてケーキに焼き込む事にした。

パウンドは基本的に、バター、小麦粉、砂糖を同量に練り込んだお菓子で、卵をどのように入れるかで仕上がりの食感が微妙に変わる。今回は、バター以外の材料をあらかじめ混ぜ合わせ、一番最後によく練ったバターを流し混ぜる方法で焼いてみた。

パウンドで一番面倒なのが、バターをクリーム状に練る所なのだが、何年か前に買った「クイジナート」のハンドミキサーはこんな時非常に役立つ。パワーが強いので、まだ冷蔵庫から出したばかりで冷たいバターでも白く綺麗なクリーム状に仕上げてくれる。バターに上手に空気を入れ込めると、卵の気泡と相まってケーキが軽く柔らかく仕上がる。つくづく、お菓子作りは「道具しだいだ」と思った。

家族のみんなは、物も言わずにむしゃむしゃと食べてくれた。


2005年9月4日日曜日

自動散水システム設置

恐ろしくブログの更新をサボってしまった。この一月半、何も庭仕事をしなかったのかと言えばその全く逆で、週末にもお盆休みにも、せっせせっせと炎天下の中、汗を垂らし、蚊除け対策の暑苦しい格好にも耐え、マメに手入れは怠らなかった。しかし、悲しい事に夏の庭は用事はあれど、絵になる事柄があまりに少ない。。それに、炎天下の中、必要最低限の事も出来ず、最後には体力消耗に負けて室内に逃げ込んでしまうから、写真を撮る時間も気力も失せてしまった。しかし、今日はちょっとしたトピックが!

やはり、薔薇がどんどん成長してくれると、去年の夏とは比で無い程に手が掛かるようになり、何らかの「作業軽量化」の必要に迫られて来た。という事で、以前から考えていた自動散水システムを必死で設置した。(なのに、今夜は土砂降りの雨、、初システム作動はしばらくお預けである)

以前は自動散水と言えば大層な仕組みかと思っていたけれど、値段も手頃でアタッチメントが豊富。「さすが松下」と関心してしまう。購入したのは、最もメジャーなこれ「ナショナル自動水やりタイマー」

庭の中で定期的に水やりが必要な箇所はどこなのか、簡単な図面を書いて配線図(?)らしいものを見ながら検討に検討を重ねた。自動水やりに一番楽なのは、盆栽のように一カ所にひな壇状に植物が固まっている状態らしく、我が家の様に、薔薇の鉢があちこちに点在している場合、水をどこで分岐させるか結構考えさせられた。一つの水道栓に設置可能なアタッチメントの数に限りがあり(水圧の関係で)学生時代に苦手だった理科の電気を思い出す。。。

とにかく、シーズンオフで値段が下がっていたこのシステムをホームセンターで一式買い込み、ホースも40mリールごと買って来て、汗をかきかき午後一杯設置してみた。40mもあったホースが予定よりも少し足りなく、最初の設計よりも少ないアタッチメントしか付かなかったが、本日の作業はここまで。(暑さで既に気力は限界)でも、早速試運転で作動させたら、芝生の上のスプリンクラーから勢い良く水が噴射し、大きめの花壇には気持ち良さそうに憤霧が始まった。いやぁ、植物も気持ち良さそう〜!各鉢植えには、「点滴ノズル」を付けてじわりじわりと水をやる仕掛けになっていて、とってもほっとした。

そして、設置し終わった後にピンと感じた。「これは、食器洗い機を最初に使った時の感覚に似ている」。。。

植物を育てる上で、最低必要な作業は「水やり」で特に夏場はこれが欠かせない。たかが水やり、ホースで撒けばいいじゃないか、と私も心のどこかで思っていたらしく、「水やりタイマー」は贅沢と思っていたのかも知れない。でも、水やりだけでは、植物は長く成長しないのだ。剪定も施肥も掃除もどれも欠かせないとなると時間がいくらあっても足りない。文明の力で作業負担が軽減されて、いつも、気力切れで作業の積み残しがあったのだけど、来年からは、かなり楽になりそうだ。

さて、もうすぐ、秋の園芸シーズン到来。夏場手つかずだった、ワイルドストロベリーの株分けや、チューリップの植え付け、秋冬物の野菜の種まきと、また楽しい季節がやって来る。ブログ書き込みも再会としよう!