2005年7月17日日曜日

ゴッホのひまわり


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ゴールデンウィーク中に撒いたひまわりの種から芽が出て花が咲いた。「ゴッホのひまわり」という名前の種で、なるほど咲いてみたら花弁が縮れてゴッホが好んで描いた「ひまわり」と同じ品種なのがよくわかる。花心にも花びらの様なちらちらした物が入っていて、色もなかなか美しい。

日本によくある「人の背よりも高く伸びる」大輪の花では無く、娘と同じくらいの背丈だから120cm程度だろうか。。(娘は小1だけどかなり小柄)



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この前の強風で、列ごと根元から傾いてしまい、かなり心配したのだが、植物とはたくましいもので、傾いたらそこから花を垂直に持ち上げようと茎をまげて伸び上がるのである。一旦伸び始めてしまったら、変に元へ戻せばまた余計な力を植物に使わせる。だから、倒れてしまわない程度に添え木を当ててやるだけにした。根をそれほど深く張らないが割に、地上部分の背丈が高いから、植物としては不安定だろうと思う。しかし、いやいやどうしてたくましい。

今日は炎天下で無かったものの、気温湿度共に高くて、薔薇たちの世話は一苦労だった。それに比べて、殆ど手間をかけなくてもここまで咲く「ひまわり」はとても健気だなぁと思ってしまう。薔薇と言えば、今は二番花と三番花の間で絵的にはちょっと寂しい。庭が地味になると、掃除や肥料や消毒で忙しくなる。どの木もどんどん伸びて葉を茂らすのはいいのだが、その分掃除も大変で、去年よりも一鉢の世話にかかる時間がかなり違う。今年はどれも一端の「大苗」になってしまったから当たり前なのだが。。。庭がそれなりの眺めになるのは嬉しいが、これを維持するのは、かなり努力が必要なんだと、改めて思う。あ〜それにしても、庭仕事の後のシャワーは最高!


2005年7月8日金曜日

夏の庭

初夏の一番花が終わってから、庭仕事は凄く忙しいものの、絵的には今ひとつぱっとしない期間がしばらく続いた。でも、この降ったり止んだり、ムシムシと暑かったりする気候のおかげで、驚く程いろいろな木々が生長している。毎週末の世話は大変と言えば大変だけど、いつの間にか「ほっとする大切な庭」になっている。庭に出ていろいろ体を動かしていると、気持ちが安らぐのだ。


この「ホッとする効用」は子ども達にも有効で、娘は新しい花の蕾みを、息子は小さな虫をいちいち発見しては大騒ぎしている。本当に暑くなってしまう真夏までのひととき、大切な我が家の庭はまさに「第二のリビングルーム」だと思う。


2005年7月3日日曜日

庭から生まれたサラダ

娘にせがまれて、たぶん何も採れないだろうと思って植えたキャベツが意外にも収穫出来そうにまで成長した。ご覧の通り外側の葉が虫食いだらけ。生で食べるものだからあまり強い農薬を使いたく無かったので、木酢酸程度で消毒していたのだが、全く芋虫には効果無かったようだ。

キャベツもブロッコリーと同じで秋植えがいいらしい。(次回はそうしよう!)しかしながら、中心からしっかりとキャベツが巻き始め、そろそろ食べても良さそうな状態にまで成長してくれた。

そしてもって、今夜食卓に登ったサラダの一品。写真の材料は全て庭の家庭菜園から採れた「オール自家製」だ!我ながらちょっと感動。きゅうりもトマトもキャベツも苗の値段はそれぞれ150円前後。薔薇に比べたら全く手間がかかっていないのに、ここまで実ってくれるとは感謝感謝。

今夜食卓に登ったメニューにはご飯以外全て自家製の野菜が入る事になった。

  • グリーンサラダ(キャベツ、きゅうり、トマト)
  • みそ汁(さやいんげん)
  • 茄子の中華蒸し(茄子)
  • 豚肉の炒め物(ピーマン)
  • きゅうりの即席漬け(きゅうり)
採れたてのきゅうりは甘く柔らかく、子ども達は大好き。あっという間にみんな胃袋に入ってしまった。


朝顔その2

もうすぐ、夏休みで観察日記用の朝顔も娘が持って帰るはず。同時に撒いたひまわりも、すくすく伸びて早いのは花芽が出始めている。朝顔とかひまわりとか、小学生の居る家庭だなぁとしみじみ思ったりして。。


朝顔その1

娘が学校でもらって来た朝顔のタネを撒いたらこんな花が咲いた。発芽してすぐに、娘が植木鉢をひっくり返し双葉がかなりダメージを受けたのにしっかり成長してくれた。


2005年7月2日土曜日

自家製蒸留装置!!

これが、夫が考案してくれた「自家製蒸留装置」。以前こんな記事をアップした事があるのだが「 ハーブ水と手作り化粧水」あの時の装置に比べたら採取量が格段に違う。

キーとなる部分は、ハーブを蒸した蒸気をいかに逃がさず冷却して液体化させるかなのだが、写真の中の得体の知れない金属物体は何と「湯沸かし器」。最近あまりお目にかからなくなったが、台所に設置してそこから給湯するあの「湯沸かし」である。この事を思いついたのは夫で、「湯沸かしは、水を管に通してそこをガスで暖めてお湯にするけど、これに蒸気を通して空冷すれば、冷却されて液体化するはずだ」と言う。

早速、実母がいつも贔屓にしている「リサイクルショップ(というよりガラクタ屋)」で1000円の小型湯沸かし器を購入。早速分解して、取り出されたのが写真の部分。

次なる問題が、鍋で蒸してるハーブの蒸気をいかにリークせずにこの冷却装置へ送るかが課題。いろいろ夫が試行錯誤した結果、ハニカム構造になっている工作が簡単なプラ板に小さな穴を開けここにビニールホースを突き刺し、臨時の「鍋ぶた」代わりにしてみた。何も重しが無いと蒸気の圧力で簡単にプラ板は持ち上がってしまうのだが、適当な重さの食器で上から押さえる事で解決。冷却装置部分へのつなぎ目もぴったり径があって、「これで出来るのかなぁ」と思う程簡単な装置だが、扇風機で風を送る事10分。。「ぽたぽたぽたぽたぁ〜」っと抽出が始まったのである。

1回に採れる量は大体300ccで化粧水用の瓶2本分。香りが強く水に移っていて、入浴後使うと凄く気持ちがいい。

  • ローマンカモミール水
  • ラベンダー水
  • 薔薇水
と庭から採れた香りの高い草花から蒸留水を採っている。カモミールは肌のトラブルに最適で、日焼けをしてしまった後に使うと凄く気持ちがいい。残念ながら、保存する瓶がもう一杯なので、しばらく作っても保存出来ないのだが。。

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夏野菜の収穫始まる

春先に仕込んだ家庭菜園から、夏野菜が収穫し始めた。きゅうりは思いのほか簡単で、トマトのように「わき芽」をかく必要も無く、支柱を立てて誘引してやったら、面白いように成ってくれる。ツルを上の方へ方へと伸ばせば自然にきゅうりは真っすぐ下に垂れ下がり、曲がらない姿の綺麗なきゅうりになった。

トマトは、ミディトマト系が早くに赤くなっている。キャベツも収穫したので、明日は自家製サラダが出来そうだ。