2005年7月2日土曜日

自家製蒸留装置!!

これが、夫が考案してくれた「自家製蒸留装置」。以前こんな記事をアップした事があるのだが「 ハーブ水と手作り化粧水」あの時の装置に比べたら採取量が格段に違う。

キーとなる部分は、ハーブを蒸した蒸気をいかに逃がさず冷却して液体化させるかなのだが、写真の中の得体の知れない金属物体は何と「湯沸かし器」。最近あまりお目にかからなくなったが、台所に設置してそこから給湯するあの「湯沸かし」である。この事を思いついたのは夫で、「湯沸かしは、水を管に通してそこをガスで暖めてお湯にするけど、これに蒸気を通して空冷すれば、冷却されて液体化するはずだ」と言う。

早速、実母がいつも贔屓にしている「リサイクルショップ(というよりガラクタ屋)」で1000円の小型湯沸かし器を購入。早速分解して、取り出されたのが写真の部分。

次なる問題が、鍋で蒸してるハーブの蒸気をいかにリークせずにこの冷却装置へ送るかが課題。いろいろ夫が試行錯誤した結果、ハニカム構造になっている工作が簡単なプラ板に小さな穴を開けここにビニールホースを突き刺し、臨時の「鍋ぶた」代わりにしてみた。何も重しが無いと蒸気の圧力で簡単にプラ板は持ち上がってしまうのだが、適当な重さの食器で上から押さえる事で解決。冷却装置部分へのつなぎ目もぴったり径があって、「これで出来るのかなぁ」と思う程簡単な装置だが、扇風機で風を送る事10分。。「ぽたぽたぽたぽたぁ〜」っと抽出が始まったのである。

1回に採れる量は大体300ccで化粧水用の瓶2本分。香りが強く水に移っていて、入浴後使うと凄く気持ちがいい。

  • ローマンカモミール水
  • ラベンダー水
  • 薔薇水
と庭から採れた香りの高い草花から蒸留水を採っている。カモミールは肌のトラブルに最適で、日焼けをしてしまった後に使うと凄く気持ちがいい。残念ながら、保存する瓶がもう一杯なので、しばらく作っても保存出来ないのだが。。

p

0 件のコメント: