2005年5月16日月曜日

名も無き居候の薔薇

海外赴任中の叔母(実母の妹)の家から、里子に来た木。なんと言う名前の薔薇なのか、ネームプレートが紛失してしまってわからない。去年もいくつか花を咲かせてくれたが、今年は、去年よりも随分勢いがいい。我が家に来た時は、だいぶ可哀想な状態だった。。。ここだけの話、たぶん、叔母一家が海外赴任をしていなくても、この木は「可哀想」な状態だったろう。

最近、通勤時などに他所さまのお庭がひどく気になる。隣町には、私が密かに「師匠」と思っている手入れの見事なお庭があるのだが、逆に「全くかまってもらっていない薔薇」を見ると、たまらなく気の毒になる。剪定バサミを携帯して、隙あらば花がらだけでも切ってしまいたいと良く思うのだが、がちがちの土でろくに肥料ももらえていないのに、健気にも花を付けるところが、何とも哀れだ。あんな逆境でも、薔薇は花を咲かせるのだがら、元来強健だなぁと妙に感心もしている。


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