2005年11月12日土曜日

娘の七五三


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Originally uploaded by renkon

土曜日に娘の七五三をした。10月過ぎて七五三を今年した方がいいらしいと思い出して、慌てて手配一式をした。早生まれだと7歳になる前にするものなのかどうかよくわからなくて、準備する意識が薄かったのだけれど、小学校の同級生が揃って今年するそうなので、「それでは」とその日のうちにいろいろ手配した。

あまり大げさにはしないでおこうと思ったけど、七五三は一生に一度しか無いし、自分が七歳の時に晴れ着を来た事はよく覚えているので、娘にもそれなりにしてやりたい。私の祖母が七五三の為にと反物を選んで縫ってくれた着物があったはずなのだが、実家の母は「着物だけ無い」と言う「何処かへ無くしてしまったらしい」と言うのだけれど、帯や草履一式はあるのに、着物だけ無いというのはおかしな話だ。私は薄々どこに有るのか見当はついていた。母の実弟の所へ貸しっぱなしになっているに違いない。この叔父の一番小さい従姉妹が着たのが最後だろうと思っているのだが、その事を言うと、母は何となくのらりくらりと、はっきりしない。それというのも、この実弟である叔父と遺産相続の件で仲違いをしてしまい、殆ど親戚付き合いをして居ないからなのである。

「貸した着物を返して欲しい」と母はどうしても言えないらしく、結局、祖母が別の従姉妹の為に縫った着物を借りて(その親戚とは仲違いをしていない)それで済まそうとしていた。。。そう本当に前日の夜まで。。

実を言えば、私は娘に自分が着た七五三の着物を着せたかった。でも、母と叔父がどれだけ仲が悪いか知っているので、諦める他無い。祖母が縫ったんだから、従姉妹のでも同じと思う事にして一度は諦めた。でも、直前になって母は折れてくれた。叔父に電話をして着物が無いかやっと訊ねる気になったらしい。

結局は、やはり私の読み通り、着物は叔父の家にあり、電話を受けて叔父はすぐに肝のを届けに来てくれた。(叔父の家は車で15分程度の所)「やっぱり聞いて良かった。寸での所であなた(私の事)に我慢をさせる所だった」と母は言う。遺産相続で姉弟仲が悪くなる何て、本当につまらない。余計な火種を残していったものだと、遺言した祖父に少し文句を言いたくなる。


2 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

れんこんさん、ちょっと前の記事にコメントしちゃいます。
娘さんの振り袖姿素敵ですね。それもご自分が着られたものだなんて・・・
また後ろ姿、帯をきちんとしめた姿がいいですよね。
(うちの子はレンタルで、しかも袴にしちゃいました〜。「帯解き」というからには、とも思ったのですが)
ここのところ1年生の女の子が巻き込まれる事件が相次ぎ本当に他人事でない心持ちなのですが・・・無事7歳を迎えたことに感謝し、これからも元気に大きくなってくれることを心から願わずにはいられません。

renkonn さんのコメント...

七五三の蘭にもコメント頂いてありがとうございます。
我が家の娘ももうすぐ7歳で、広島や栃木の女の子と同じ歳です。
ここまで成長出来た感慨と、きっと同じ思いで成長を見つめていたであろう、二人のご両親の心中を思うと、本当に言葉がありませんね。。栃木の事件は一日も早く犯人が捕まって欲しいと願っています。