2005年7月8日金曜日

夏の庭

初夏の一番花が終わってから、庭仕事は凄く忙しいものの、絵的には今ひとつぱっとしない期間がしばらく続いた。でも、この降ったり止んだり、ムシムシと暑かったりする気候のおかげで、驚く程いろいろな木々が生長している。毎週末の世話は大変と言えば大変だけど、いつの間にか「ほっとする大切な庭」になっている。庭に出ていろいろ体を動かしていると、気持ちが安らぐのだ。


この「ホッとする効用」は子ども達にも有効で、娘は新しい花の蕾みを、息子は小さな虫をいちいち発見しては大騒ぎしている。本当に暑くなってしまう真夏までのひととき、大切な我が家の庭はまさに「第二のリビングルーム」だと思う。


2005年7月3日日曜日

庭から生まれたサラダ

娘にせがまれて、たぶん何も採れないだろうと思って植えたキャベツが意外にも収穫出来そうにまで成長した。ご覧の通り外側の葉が虫食いだらけ。生で食べるものだからあまり強い農薬を使いたく無かったので、木酢酸程度で消毒していたのだが、全く芋虫には効果無かったようだ。

キャベツもブロッコリーと同じで秋植えがいいらしい。(次回はそうしよう!)しかしながら、中心からしっかりとキャベツが巻き始め、そろそろ食べても良さそうな状態にまで成長してくれた。

そしてもって、今夜食卓に登ったサラダの一品。写真の材料は全て庭の家庭菜園から採れた「オール自家製」だ!我ながらちょっと感動。きゅうりもトマトもキャベツも苗の値段はそれぞれ150円前後。薔薇に比べたら全く手間がかかっていないのに、ここまで実ってくれるとは感謝感謝。

今夜食卓に登ったメニューにはご飯以外全て自家製の野菜が入る事になった。

  • グリーンサラダ(キャベツ、きゅうり、トマト)
  • みそ汁(さやいんげん)
  • 茄子の中華蒸し(茄子)
  • 豚肉の炒め物(ピーマン)
  • きゅうりの即席漬け(きゅうり)
採れたてのきゅうりは甘く柔らかく、子ども達は大好き。あっという間にみんな胃袋に入ってしまった。


朝顔その2

もうすぐ、夏休みで観察日記用の朝顔も娘が持って帰るはず。同時に撒いたひまわりも、すくすく伸びて早いのは花芽が出始めている。朝顔とかひまわりとか、小学生の居る家庭だなぁとしみじみ思ったりして。。


朝顔その1

娘が学校でもらって来た朝顔のタネを撒いたらこんな花が咲いた。発芽してすぐに、娘が植木鉢をひっくり返し双葉がかなりダメージを受けたのにしっかり成長してくれた。


2005年7月2日土曜日

自家製蒸留装置!!

これが、夫が考案してくれた「自家製蒸留装置」。以前こんな記事をアップした事があるのだが「 ハーブ水と手作り化粧水」あの時の装置に比べたら採取量が格段に違う。

キーとなる部分は、ハーブを蒸した蒸気をいかに逃がさず冷却して液体化させるかなのだが、写真の中の得体の知れない金属物体は何と「湯沸かし器」。最近あまりお目にかからなくなったが、台所に設置してそこから給湯するあの「湯沸かし」である。この事を思いついたのは夫で、「湯沸かしは、水を管に通してそこをガスで暖めてお湯にするけど、これに蒸気を通して空冷すれば、冷却されて液体化するはずだ」と言う。

早速、実母がいつも贔屓にしている「リサイクルショップ(というよりガラクタ屋)」で1000円の小型湯沸かし器を購入。早速分解して、取り出されたのが写真の部分。

次なる問題が、鍋で蒸してるハーブの蒸気をいかにリークせずにこの冷却装置へ送るかが課題。いろいろ夫が試行錯誤した結果、ハニカム構造になっている工作が簡単なプラ板に小さな穴を開けここにビニールホースを突き刺し、臨時の「鍋ぶた」代わりにしてみた。何も重しが無いと蒸気の圧力で簡単にプラ板は持ち上がってしまうのだが、適当な重さの食器で上から押さえる事で解決。冷却装置部分へのつなぎ目もぴったり径があって、「これで出来るのかなぁ」と思う程簡単な装置だが、扇風機で風を送る事10分。。「ぽたぽたぽたぽたぁ〜」っと抽出が始まったのである。

1回に採れる量は大体300ccで化粧水用の瓶2本分。香りが強く水に移っていて、入浴後使うと凄く気持ちがいい。

  • ローマンカモミール水
  • ラベンダー水
  • 薔薇水
と庭から採れた香りの高い草花から蒸留水を採っている。カモミールは肌のトラブルに最適で、日焼けをしてしまった後に使うと凄く気持ちがいい。残念ながら、保存する瓶がもう一杯なので、しばらく作っても保存出来ないのだが。。

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夏野菜の収穫始まる

春先に仕込んだ家庭菜園から、夏野菜が収穫し始めた。きゅうりは思いのほか簡単で、トマトのように「わき芽」をかく必要も無く、支柱を立てて誘引してやったら、面白いように成ってくれる。ツルを上の方へ方へと伸ばせば自然にきゅうりは真っすぐ下に垂れ下がり、曲がらない姿の綺麗なきゅうりになった。

トマトは、ミディトマト系が早くに赤くなっている。キャベツも収穫したので、明日は自家製サラダが出来そうだ。


2005年6月19日日曜日

次の花の支度

見事な一番花を咲かせてくれたサハラは、現在お休み中。でも、次の花の為の活動はもう始まっていて、二番花の為の新芽が次々と出て来ている。

写真の中で赤く見えている葉が全てそうで、殆どが芯に蕾みを持っている。もう、一番花程には咲かないだろうが、それでも結構な数である。今の時期、「薔薇の疲れを癒すお礼肥え」「葉を伸ばす肥料」「花色を美しくする肥料」とタイミングを見計らって与えなければならず、毎週末は、何らかの予防薬を散布しなければならないので、庭の眺めは地味な割に非常に忙しい。


エンゼル・フェイスの二番花

梅雨入り前後も、庭仕事は地味な作業が多いが、結構重要な事が多く、毎週末忙しい。湿気を嫌う植物は短く剪定してやらなければならないし、咲き誇った薔薇達は花後の疲れを癒す為の肥料や消毒が不可欠だ。この時期に適切に施肥すると、薔薇の株がぐんと大きくなるそうだ。

気温が上がっているせいか、蕾みから開花までのスピードが早く、朝、出勤前には、丁度見頃だったのが、帰って来るともう散ってしまっていたりする。一番良い瞬間をゆっくり見る事が出来ず、後始末の花柄摘みや掃除ばかりになってしまうのが、仕事人の辛い所である。

いい加減、いたちごっこも嫌になってしまったので、週末に一番綺麗に咲いている薔薇は全てカットしてしまう事にした。写真の「エンゼル・フェイス」は非常にいい香りがするので、開いたら全て花首から切り取って冷凍する事にした。ある程度量が貯まったら、自家製の蒸留装置で「薔薇水」を作るのである。

蒸留した「薔薇水」に植物性グリセリンと、アルコール(私はジンを使用)を混ぜると立派な化粧水になる。冷蔵庫で冷やして洗顔後に使うと非常に気持ちがいい!気のせいかこの自家製蒸留水の化粧水にしてから、肌の調子はすこぶる快調である。


おじぎ草

実母が、「こども達が面白がるだろう」と言って、「おじぎ草」を買って来てくれた。昔、妹が小さかった頃、鉢植えのこの植物を母に買ってもらって、楽しそうに、ちょんちょんと触っていた。触れると葉が閉じる様子が面白く、姉妹でいじり過ぎて枯らしてしまったのではと記憶している。


祝いの木〜マートル〜開花

梅雨に入って、それまで華やかだった庭の花達が一旦散ってしまい、何となくぱっとしないのだが、唯一、満開を向かえそうなのが、この「マートル」。去年、実母に転居のお祝いとして、3鉢もらったものが、樹高さ60cm程度に成長。

購入した時もこの可愛い花を沢山つけていたが、今年はさらにスケールアップして、幹という幹に全て蕾みが付いている。

大失敗だったのが、中の1本を去年の秋に剪定しすぎてしまった事(放ったらかしにしておいたので、一部虫が卵を産みつけてしまっていたのだ)。マートルは剪定を嫌う種類らしく、枝先に次のシーズンの花芽を付けている。むやみにカットしてしまうと、翌年は花を付けないそうで、その通りに、1本は全く蕾みが付いていない。たぶん、今シーズンは、この木はお休みだ。。無知とは恐ろしいもので、マートルには申し訳無い事をしてしまった。


2005年6月12日日曜日

咲いた咲いたブラザーカドフェル

テレビドラマの主人公の名前が付いている薔薇の花も珍しい。イギリスの人気ドラマ「修道士カドフェル」にちなんで付けられた名前。


新聞屋さんからもらった百合


カサブランカ風?
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もう、名前も判らないけれど、朝日新聞の半期に一度のプレゼント球根である百合。気が付いたら咲いてましたという感じで、何ともゾンザイな扱いをしてしまいました。


クラシカルなカップ咲きのライラックローズ


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他の花の名前が付いた薔薇というのも珍しい。ボテッとしてややうつむき加減に咲く姿はなかなか趣きがあって良いのだが、花の命が短いのが残念。。


新聞屋さんからもらった百合その2


2005年5月28日土曜日

スタンド仕立てのクイーン・マジェンタ

買い込んで来た薔薇の再配置に慌てていて、ふと見上げたら、去年よりも枝振り豊かに「クイーン・マジェンタ」が咲いていた。去年の秋に見切り品で買って来た時はスタンド仕立てとは言うものの、形も悪く、葉っぱもひょろひょろとしか無かったが、こんもり茂って、いい感じに花を付けている。ハンギングにも挑戦したかったが、今年はこの木があるから必要無いかなと思っている。そろそろ鉢を一回り大きくしてやらないと、バランスが悪くて風に転倒してばかりいる。早く注文した土が届くといいのだが。。


ライラックローズとザ・ダークレディー

どちらも綺麗な色の薔薇。ダークレディーはその名に似合わず、透明感のある「赤」でシェークスピアのそれとは随分印象が違う。イングリッシュ・ローズは杏色系が豊富だが、赤系もとても綺麗で品がある。


今度こそ上手く行くか玄関脇花壇

この玄関脇の花壇は、上部にバルコニーの庇がかかってしまい、なかなか雨があたらない。乾燥気味になるので、どうもしっくり根付いてくれる植物が無く(去年まで植えていたラベンダーは雨を求めて曲がって伸びてしまったので、お引っ越しをした)でも、ここが空き家では、家に締まった感じが出なくなる。万を持して望んだ組み合わせが写真の通り。

雨の当たりにくい軒下のあたりには、丈夫すぎて困る「ローズマリー」と「ジェーングレース」高さ方向のアイキャッチには「エニシダ」を置いて、手前の比較的育ち易い所は、「パット・オースティン」と「グラミス・キャッスル」。どちらも、強健で香りも良く、沢山花を付けてくれる品種。これで玄関脇が華やかになると良いのだが。


シェークスピアとカモミール

パンチの効かない花壇その2に植えた「ウイリアム・シェークスピア」。「植物のお医者さん」と言われるジャーマン・カモミールのそばでなかなか絵になっています。


新入り「グラハム・トーマス」

前々から欲しかった「グラハム・トーマス」この前の買い込みで見つけてしまい、これは鉢植えにしてリビングから見える位置で「トレリス仕立て」にする予定。


「ヘリテージ」一番花開花

イングリッシュ・ローズの中では「超」が付く程有名な「ヘリテージ」。イングリッシュ・ローズの生みの親であるデービット・オースティン氏が「遺産(ヘリテージ)」と命名したのもうなずける!写真では伝わりにくいのだが、花びらの透き通るような色と質感、たたずまいはまさに「気品あふれる」雰囲気。


移植後のラベンダー元気!

このラベンダーは玄関脇の花壇から西側の風通しの良い位置に移動させた物。移したのが4月中旬だったので、今年は花は望めないかと心配したが、沢山つぼみを付けてくれた。アプローチの下から見上げるとフェンスの所からラベンダーが顔を覗かせているという趣向で植えてみた。日当りが良すぎるかと心配したが、適度に雨も当たる様で元気に育ってくれている。


祝いの木—マートル

去年の引越祝いに実母が贈ってくれた「マートル(銀梅花:ぎんばいか)ずっとほったらかしだったので、下草を抜き色が変色した葉を取り、根元をピートモスでマルチングしてやった。よく見たら、小さな丸い蕾が沢山付いている。もうひと月もしたら、可愛い白い花を沢山咲かせてくれるだろう。

この木は葉も、茎も花も良い香りがして、月桂樹代わりに料理に使えるらしい。今度煮込み料理をする時に是非使おう。


何となくパンチの効かない花壇—その2

この花壇は、アプローチを入ってすぐ目に付く位置にあるので、もっとはっきりした色が欲しいと思う。カモミールも可愛くていいのだが、「主役」が居ない。という訳で、「ウイリアム・シェークスピア」と「ブラザー・カドフェル」を新たに加える事にする。この花壇のテーマは「人物名のローズ」。カドフェルは大好きなイギリスのミステリー小説の主人公。これは是非買わねば!


何となくパンチの効かない花壇—その1

悪くは無いのだが、何となく花壇の印象がぼやけてしまう感じ。この一年草の一部を少し寄せてスペースを作り「ザ・ダークレディ」と「ライラック・ローズ」を植える事にした。


買い込んでしまったイングリッシュ・ローズ

庭のレイアウトを考え始めて、いろいろ薔薇の種類を勉強した。最初はよく判らなかったけど、育てて行くうち自分の好みの薔薇の傾向が判って来た。。

  • 色が綺麗なこと
  • 匂いが強くて良いこと
  • 丈夫なこと

色と香りを両方楽しみたいなら、やはりイングリッシュ・ローズだと思った。オールドローズという手もあるが、色の点でピンクか白かという選択肢しか無い。原種に近いから、微妙な色は無いのだと言う。カタログをいろいろ眺めて吟味して「欲しい苗リスト」を作成した。

ちょっと欲張りなリストになってしまったが、気長に買いそろえようと思っていたのだが。。もう、薔薇の苗は殆ど売れ残りしか無いと思って行った園芸センターで「イングリッシュ・ローズフェア」が。。自分を抑制出来なくなった事は言うまでも無く、急遽、大苗を大量購入する事になってしまった。「植えるなら安い新苗から育てよう」が信条だっただけに、大苗を買ってしまったのは若干後ろめたい。今咲いている花は、他人様が咲かせた花だから、次の蕾みからは自分で咲かせようと心に誓う。


薔薇の鉢の配置転換


丁度、薔薇の成長期に入って、いくつかの鉢の薔薇が枝振りが大きくなったので「自作の薔薇コーナー」が手狭になって来た。

花付きもいいし、それなりに「見栄え」のし始めた鉢から順次もっと目につき易いメインコーナーへ移す事にした。ニッチの脇を飾るのは、叔母の家からやって来たブルー・バユー。色は綺麗なのだが、香りは全く無し、乾かしてポプリにしても変色してしまって、ちっとも美しく無いから、花柄が全く活用出来ないのだが、とにかく強健で、照り返しがキツめのこの場所でも頑張ってくれている。


2005年5月23日月曜日

レイアウトの見直し

薔薇に夢中になるあまり、最近「庭の全体バランス」をちょっと考えていなかったとやや反省。。。と言うよりも、バランスを取りたくてもどの草木も「赤ちゃん」ばかりで、レイアウトもヘッタクレも無く、置いた所で「まったくもって様にならない」状況が、去年だったのだ。ふと、パーゴラの奥に目をやると「シンボルツリー」のつもりで置いたオリーブが、周囲を取り囲む「薔薇の鉢」にすっかり気圧されて存在すら忘れられそうにたたずんでいる。可哀想に、、オリーブそのものは順調に大きくなっていて、去年は30cm程度だった苗木が、大きな鉢にそれなりに納まっているのだが、何しろ、周りの薔薇の勢いが良いので、目立たず損をしている。

「これは何とかしなくては」と思いついたのが、最初の写真のようなレイアウト。敷地入り口付近に、「目隠し」の役目でニッチがあるのだが、その裏側(家の居間から見える位置)に外構の施工が完了した記念として、家族みんなの手形をつけた所がある。このプレートの脇にアクセントでオリーブを置いたら、非常に良くハマッた。乾いた「南欧風」という所だろうか。

この手形にはちょっとしたエピソードがある。みんなが押し終わった後、署名・日付を入れる段になって、外構デザイナーさんから非常に関心された。「奥さん、粘土板に文字を書くのお上手ですねぇ。」

何をしたかと言うと、生乾きのモルタルの上に、釘で文字を入れたのだが、私は紙に書くように「びゅ!」と釘先を引っ張らず、少しづつ切っ先を押し付けて「点」を結ぶように書いていたのだ。こうすると、モルタルのカスが、釘で作った溝の周囲に汚く盛り上がる事が無く、仕上がりが綺麗になる。どこかで教わった訳では無いのだが、「たぶん、そうなるだろうなぁ」と思ってやってみたら妙に関心された。しかも、同氏の顔はお世辞でなく真顔で「今度から、お客さんにはこうやるといいって教えてあげます。今までの中で一番綺麗に書けてますよ。」とまで言ってくれた。そんなにまで言われて、非常に恐縮してしまったのだが、先日1年ぶりに尋ねてくれた時に「僕、あれから手形を押してサインしてもらう時は必ず、奥さんの方法でやるといいですよって説明してるんですよ!」と嬉しくなる事を言ってくれた。

1年経ってもそんな風に覚えてくれているのは本当に嬉しい事だ。もし、私が縄文時代に生まれていたら、「壷装飾の名人」と言われていたかも知れない!(笑)


銘花―アイスバーグ


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庭の薔薇の中でいの一番に咲いた「アイスバーグ」なのに、一番花が終わった後、すっかり也を潜めていた。他の薔薇が次々に咲くのになかなか蕾が膨らまず、ようやっと2つ程花が開いた。もっとも、花が咲かない間は盛んにシュートを伸ばし続け、今では樹高が一番花の頃の倍になっている。来年は期待できそうかな。後は、花を一度も見ていないのが、イングリッシュ・ローズの「ザ・ピグリム」と「ヘリテージ」どちらも、ビュンビュンシュートを伸ばしてくれているのだが、、蕾が膨らむのはまだまだ先のようである。 


短命!?スパイス・ソー・ナイス

元気一杯の「スパイス・ソー・ナイス」。アメリカの「Week Rose社」が開発したつる薔薇で、育ててみると「凄くアメリカっぽい」という印象を受ける。

元気、元気なのだが、花の命は非常に短い。朝「開いたなぁ」と思って帰って来ると、もうダラリと花が開ききってしまう。その代わり、次々と蕾をつけるから、寂しくなる事は無いのだが、同じつる薔薇の「サハラ」が、かなり花持ちがいいのに比べると、その花の短さに驚いてしまった。始終剪定していないと、みっともない姿になって可哀想なのだ。香りは本当に「超微香」で「見た目重視」。鮮やかな色で、乾燥させてもその色味は失われず、ポプリにすると非常に発色が良い。(香りが無いのでオイルで補わないと駄目なんだけど)

微妙な色のニュアンスや、深い香りで個性を発揮しているイングリッシュ・ローズとも非常に「違う」という感じで、ヨーロッパ原産の中に紛れ込んだ「陽気なアメリカ人」という感じで、庭の重要なムードメーカーと言ったところだろうか。愛すべき1本に変わりは無いのだけど。。


2005年5月21日土曜日

イングリッシュ・ローズ新顔—イブリン

今日は娘の学童のお友達二人がご家族と一緒にお茶に来てくれた。前日からシフォンケーキを焼いて、念のため当日の朝もう1台焼いたのだが、焼いておいて正解。17cmホール1個ではとても足りなかった。

それぞれ、小さい妹達を連れて来てくれて、我が家の子どもも合わせて6名。小さなテーブルを囲んでちょっとした「保育園」だった。みんな同じ保育園出身だから、食卓を囲む姿も様になっている。シフォンケーキの売れ行きは上々。一緒に、庭で取れた「ジャーマン・カモミール」をアイスハーブティーにして出したのだが、凄く喜んで飲む子、香りが苦手な子と二手に分かれた。カモミールは採れたてのフレッシュで煎れると、ドライの時の独特の癖が無くなって飲み易い。アクセントに、ペパーミントとレモンバームを入れて、後味すっきりに仕上げてみた。ジャーマンカモミールは「これでもか!」という程花盛り。明日はたっぷり採ってさらに沢山アイスハーブティーを作っておこう。


2005年5月20日金曜日

サハラ満開

今週は、寒暖の差が激しい上に強風の日もあったりで、庭の薔薇の状態が凄く気になった。でも、そんな心配をよそに、どの木も元気に花を咲かせてくれている。特に、強健なのは写真の「サハラ」。言う事無しに咲いてくれました。自分でも1年目でここまで咲くとは正直びっくり。最初が出来すぎると翌年はあまり咲かないんじゃないかと、今からプレッシャーなのですが、とにかく、目の前の薔薇のオべりスクに嬉しいやら見惚れるやら。もう、すっかり薔薇の虜です。


この前の週末に、この外構をデザインしてくれたデザイナーさんが、納品のついでに来てくれた。サハラのオベリスクをまず観て「ああ、ここにはこんな風に背の高い物がいいですね」と一番に誉めてくれた。庭の中も一通り眺めてくれて「楽しんでらっしゃいますね!パーゴラもあそこにあると景観が締まりますねぇ。」とさすが、プロらしいコメントを頂いた。自分が施工した後、どんな風に暮らすのかデザインする側も気になるのだろう。ほんの立ち話程度で終わってしまったのだが、この満開の写真を今度送ろうかと思う。

思えば、この外構が出来上がった頃から、庭に関心を持ち始め、試行錯誤しながらあっという間に1年過ぎてしまった。シンプルならがら、植栽をあわせ易いエクステリアで、1年見ても見飽きない。本当に「質の高い」デザインだと思う。この業者さんに頼んで正解だったなぁ。

そして、私にも薔薇が育てられると少し自信がついたので、ちょっと本格的にガーデンデザインを考えてみようかと思い初めているところだ。しこしこと、庭の略見取り図を書いて、早くも植え替えのローテーションを構想中。ポストイットを駆使すると非常に便利で、「今あるもの」「これから欲しいもの」をポストイットに書き込んでレイアウトする。こうすると庭のイメージが掴みやすい。このオベリスクの様な「フォーカルポイント」を他にも数箇所作ろうかと思っているのだ。「庭づくり」は本当に終わりが無い。。。


2005年5月16日月曜日

本日の収穫—切り戻した薔薇とシュートの話

この週末はかなり薔薇が咲き始めた。これから、どれくらいの間花が楽しめるのか、今からワクワクである。(何しろ、去年はまだ何も無い殺風景な庭だったので、、)

最近、薔薇の生態サイクルがやっと掴めて来た気がする。「栽培法」といった類のハウツー本で一度は勉強した方が良いのだろうが、あまり「頭でっかち」になって実践が伴わないと、ある程度の所で理解出来なくなってしまう。

例えば、いい例が「剪定」。薔薇にとって、剪定は生育を左右する重要な行為で、どの本や栽培法を見ても、必ず詳しく言及している。ところが、具体的方法となると、沢山の事例を実践してみないと「どうカットしたらいいのか」はよく判らなかった。(少なくとも私は)

特に、難しいのが「シュート(別名:サーベルシュートとも言う)」の取り扱い。最近やっと飲み込めたのだが、このシュートは来年の花を約束する、重要な枝で、出てきた最初の年は先端に一つしか蕾がつかない。これが、翌年には沢山の花芽を出す「基幹」になる。(特に、つる薔薇系はこの傾向が顕著)

ある本には「シュートピンチ」と言って、この先っぽに咲く最初の花は蕾でカットしてしまうそうだ。が、、薔薇歴1年目の私にとっては、付いてくれた蕾は、出来れば全て花開いて欲しいと思ってしまう。なので「花をみたら速攻でカット」を心がけている。あまり、だらだらと長く咲かせていると、それだけ木が開花の為にエネルギーを使ってしまう。専門用語で「幹の充実」と言うそうだが、花に廻る養分を幹に蓄えて、翌年により沢山の花を咲かせるという理屈だそうだ。

シュートは見慣れるとすぐに判る。最初は根元から真っ赤な芽が出て、やがて、先端に少しの葉をつけながら、つやつやと太い幹が真っ直ぐ伸びてゆく。水分たっぷりで、他の古い枝とは明らかに違う感触。とにかく若々しい。ところがこの「シュート」伸びている最中は、ちょっとした衝撃にもすぐに折れてしまう。風対策の為の支柱は必須で、伸びてる最中は出来るだけ真っ直ぐ伸ばした方が良いそうだ。そして、晩秋も深まった頃、水分たっぷりだった幹は締まって硬く、しかし、しなやかにたわむ様になるので、そうしたら、誘引作業をはじめるといいらしい。

誘引の為に、枝を横方向に寝かせると、春先には、幹から、沢山の「花芽」が出てくる。この記事の前の記事にある「サハラ」のオベリスクは、そうやって去年の冬に仕込んでおいた結果である。と、書くとまるで「教科書通り」に栽培したかに聞こえるが、実はこの理屈をつい最近知った次第なのだ。去年はよく判らないまま「伸びているから、そっと伸ばしてやろう」「何だか伸びすぎてきたから、そろそろ巻きつけてやろうかなぁ」と、その場の木の状態を見ながら、適当にやっていただけ。。たまたま、その方法が一番良い方法だったと後から知って、自分でも驚いている。

これを、毎年繰り返して、薔薇という木は、全身をリフレッシュしているらしい。

しかし、シュートの事を考えてふと「これは子育てにとてもよく似ているなぁ」と思った。子どもはある程度大きくなったら「話して」くれるが、植物はこちらが耳を澄まし、眼を見開かないとなかなか語りかけてくれない。物言わぬ相手だけれど、実直に返してくれる所が「ガーデニング」の楽しみなのかも知れない。

ローズのキング—サハラ遂に咲く

待ちに待った、サハラがついに開花し始める。どこが一番先に咲くかと思っていたら、なんとオベリスクの頂上の蕾から開花。1日中日が当たるから、そこから咲くのだろう。次に咲き始めたのが東側。朝日は花の蕾にもきっと「覚醒作用」を与えるに違いない。一方、西側の夕焼けが当たる側は、多くの蕾が同じタイミングで開花し始めている。


この花の色は見事
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名も無き居候の薔薇

海外赴任中の叔母(実母の妹)の家から、里子に来た木。なんと言う名前の薔薇なのか、ネームプレートが紛失してしまってわからない。去年もいくつか花を咲かせてくれたが、今年は、去年よりも随分勢いがいい。我が家に来た時は、だいぶ可哀想な状態だった。。。ここだけの話、たぶん、叔母一家が海外赴任をしていなくても、この木は「可哀想」な状態だったろう。

最近、通勤時などに他所さまのお庭がひどく気になる。隣町には、私が密かに「師匠」と思っている手入れの見事なお庭があるのだが、逆に「全くかまってもらっていない薔薇」を見ると、たまらなく気の毒になる。剪定バサミを携帯して、隙あらば花がらだけでも切ってしまいたいと良く思うのだが、がちがちの土でろくに肥料ももらえていないのに、健気にも花を付けるところが、何とも哀れだ。あんな逆境でも、薔薇は花を咲かせるのだがら、元来強健だなぁと妙に感心もしている。